2012年6月30日土曜日

淡窓詩話(23)

淡窓詩話(22)の続きです。

◯ 中川玄佳問 詩を作るの要、何を以て先とすべきや。

2012年6月29日金曜日

淡窓詩話(22)

淡窓詩話下卷
淡窓廣瀬先生著   
男 範世叔校   

◯ 中川玄佳問 詩を作るの要、何を以て先とすべきや。

2012年6月28日木曜日

【漢詩作法入門講座】公式サイト更新情報

【漢詩の鑑賞ー詩人別の鑑賞】を更新しました。

 江馬細香(1)に「春尽」一首を追加しました。

http://kansi.info/kansyou/sijin01.html#poem04

2012年6月26日火曜日

【漢詩作法入門講座】公式サイト更新情報

【漢詩の鑑賞ー詩人別の鑑賞】を更新しました。

 江馬細香(1)に「惜春」一首を追加しました。

http://kansi.info/kansyou/sijin01.html#poem02

2012年6月25日月曜日

淡窓詩話(21)

○秦韶問 先年人あり。先生に問ふに詩の要訣を以てす。先生自ら書し與へ玉へし語あり。「詩無唐宋明清。而有巧拙雅俗。巧拙因用意之精粗。雅俗係著眼之高卑」と。小子未だ此旨に通ぜず。願はくは之を詳に玉へ。

2012年6月22日金曜日

淡窓詩話(20)

〇青木益問 當今の詩人、我門より盛なるはなし。宜園百家詩抄の如き、世の傳誦する所なり。皆先生教導の宜しきに因れり。小子輩幸に函丈に侍す。願はくは先生の詩訣を得ん。

2012年6月21日木曜日

淡窓詩話(19)

○問 古人佳句と稱するもの、必しも佳句に非るものあるべし。古人の稱せざるもの、亦佳句あるべし。願はくは其一二を聞かん。

2012年6月20日水曜日

淡窓詩話(18)

淡窓詩話(18)は、 淡窓詩話(17)の続きです。 
問 一句一聯の妙處は、古人の論を聞きて之を曉れり。篇法の妙に至りては、未だ窺ひ知ること能はず。願はくば其一端を聞かん。

2012年6月19日火曜日

【漢詩作法入門講座】公式サイト更新情報

【漢詩作法入門講座】公式サイト 更新情報です。
「詩話を読もう - 淡窓詩話」に「高青邱について」の問答を掲載しました。
http://kansi.info/siiwa/tansouA03.html

淡窓詩話(17)

淡窓詩話(17)は、淡窓詩話(16)の続きです。
問 一句一聯の妙處は、古人の論を聞きて之を曉れり。篇法の妙に至りては、未だ窺ひ知ること能はず。願はくば其一端を聞かん。

2012年6月18日月曜日

漢詩といへるに就きて(【少年詩話】「野口 寧斎著」より)

普段は、「淡窓詩話」を取り上げていますが、今日は、『少年詩話(野口 寧斎著述)』の中に興味深い論述があったので紹介したいと思います。

「漢詩」とは、「漢民族の詩」である、とは中国における、ある種の常識でしょう。それも一理ありますが、私が説明しているものは、それとは趣を少し異にするものと思われます。先人の作として「杜甫」や「李白」などの、現在の中国の詩人ももちろん読みますが、それ以上に「邦人」の漢詩を中心と取り扱っているつもりです。

それらの詩の中には現代の「中国」では、通じないものも多々あるそうです。現在、中国においても私が思う「漢詩」は、「中国古典詩」に分類されるものであり、そうしたこともある種関係があるかもしれません。

また、歴史も大きく違いますし、季節、地理も大きな違いです。私のような井の中の蛙には、大陸の広さは検討がつきません。ただ、それらを理由が漢詩を作らない理由にはなりませんし、今や「漢詩」という熟語は「日本的」な文学の一分野を担う存在になっているものとも思われるからです。

では、前置きはこれくらいにして、「少年詩話」の原文を紹介します。

2012年6月17日日曜日

淡窓詩話(16)

淡窓詩話(16)は、淡窓詩話(15)の続きです。
問 一句一聯の妙處は、古人の論を聞きて之を曉れり。篇法の妙に至りては、未だ窺ひ知ること能はず。願はくば其一端を聞かん。

2012年6月16日土曜日

淡窓詩話(15)

淡窓詩話(15)は、【淡窓詩話(14)】の続きです。 
問 一句一聯の妙處は、古人の論を聞きて之を曉れり。篇法の妙に至りては、未だ窺ひ知ること能はず。願はくば其一端を聞かん。

2012年6月15日金曜日

【漢詩作法入門講座】公式サイト更新情報

・「詩話を読もうー淡窓詩話」に「五家(陶王孟韋柳)の妙処及び長短は」の問答ページを追加しました。
http://kansi.info/siiwa/tansouA02.html

淡窓詩話(14)

淡窓詩話(13)の問答の続きです。
問 一句一聯の妙處は、古人の論を聞きて之を曉れり。篇法の妙に至りては、未だ窺ひ知ること能はず。願はくば其一端を聞かん。

2012年6月14日木曜日

淡窓詩話(13)

問 一句一聯の妙處は、古人の論を聞きて之を曉れり。篇法の妙に至りては、未だ窺ひ知ること能はず。願はくば其一端を聞かん。

2012年6月12日火曜日

淡窓詩話(12)

淡窓詩話(12)
淡窓詩話(11)の続きです。

公式サイト 漢詩の作り方移行完了

漢詩作法入門講座公式サイトのコンテンツのうち、漢詩の作り方編の移行が完了しました。 その他のコンテンツ、漢詩の鑑賞、中国古典、その他、などなどのコンテンツは、今後、並列的に更新して行きます。 漢字と聞くと、敬遠しがちになるものですが、少しでも多くの人の門に入る役に立てればと思います。 浅学非才の身なれば、誤りも多かろうと思いますが、 何卒よろしくお願いいたします。

2012年6月11日月曜日

淡窓詩話(11)

淡窓詩話(11)

問 詩を學ぶの益は、孔子の言に盡せり。然れども今の詩は古の詩に非ず。故に世儒務めて其無用を論ず。如何心得べきや。

2012年6月10日日曜日

2012年6月9日土曜日

淡窓詩話(9)

問 詩は禪の如し悟を得るに在りと。小子輩如何なる處に力を著けて悟を得べきや。

2012年6月8日金曜日

淡窓詩話(8)

淡窓詩話(8)

○問 先生「論詩」詩の結末の、「誰明六義要。以起一時衰。」とあり。如何なる處を以て、今時の衰を起し玉ふや。

2012年6月7日木曜日

淡窓詩話(7)

淡窓詩話(7)は、高青邱についての論評です。

2012年6月6日水曜日

淡窓詩話(6)

淡窓詩話(6)は、柳宗元(字は子厚)についての論評です。

2012年6月5日火曜日

公式サイト再々構築進捗状況

淡窓詩話(5)

淡窓詩話(5)は、韋蘇州についての論評です。

2012年6月4日月曜日

2012年6月3日日曜日

淡窓詩話(3)

淡窓詩話(3)は、
「○問 先生陶王孟韋柳の詩を好み玉ふと聞及べり。五家の妙處及び長短、何れの處にありや。」について、王維(字は、摩詰)に関しての論評です。

2012年6月2日土曜日

淡窓詩話(2)

○問 先生陶王孟韋柳の詩を好み玉ふと聞及べり。五家の妙處及び長短、何れの處にありや。

陶王孟韋柳の五家、予其詩を愛して之を諷詠すること、頗る熟せり。然れども其詩を詩法として之を學ぶには非ず。凡そ古今の人相及ばず。且人々の天分あり。強て古人を模倣することあるべからず。予が五家の詩に於ける、享保の人の于鱗を學び、近人の放翁を學ぶなどとは、大に同じからず。若し我門に在る者、是等の詩を模倣して、是れ我師の流派なりと云はば、大に予が本意に背くことなり。先此意を熟知すべし。

2012年6月1日金曜日

淡窓詩話(1)

淡窓詩話」は、広瀬淡窓が門下生の問いに答えて、詩の本質、作詩の方法や心得、詩の味わい方などについて語ったものを、養子、広瀬青邨が明治初年に編集したものです。
原文は、カナまじり文ですが、ここでは、すべて平仮名表記にしました。

【作者小伝】
広瀬淡窓(ひろせ-たんそう)(1782-1856) 江戸後期の儒者・漢詩人・教育家。豊後国日田の人。名は簡、のち建。字は廉卿、のち子基。淡窓と号す。1817年豊後日田郡堀田村に私塾、咸宜園(かんぎえん)を開き、敬天を旨とする教育を行う。門下に高野長英・大村益次郎・長三洲等を輩出す。安政3年(1856)歿、75才。