今回の【操觚字訣】は、「見」「所」「被」です。
和點に、「らる」とよむこと、人よりそふせらるゝと云ふことなり、語辭とすること、三字とも、字書に註なし、本義にてその別を辨すべし、「見レ禽被レ殺」はとらへられて、刄殺するをかふむるをみるなり、「見二輕侮一」は、人にあなどらるゝをみるなり、「所二親厚一」は、親厚するところなり、惠まる、寄らる、許さるの類、各この意にて分つべし
今回の「見」「所」「被」については、高校漢文のテキストなどにも「受身形」として詳しく解説されていますので、現代の我々には、そちらの方が参考になるかもしれません。
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