滄洲(そうしゅう)が漢詩を勉強する過程で分かったことや、中国古典に関する話題、その他興味のあることを「詩話」形式で綴った日記です。
梅雨(ばいう)、蛙(かえる)を聴(き)く
苔気(たいき) 盧(ろ)を囲(かこ)み 夜雨(やう)深(ふか)く、群蛙(ぐんあ) 乱吠(らんぱい) 音(おと)を成(な)さず。
推敲(すいこう) 一字(いちじ) 独(ひと)り閑坐(かんざ)し、鼓吹(こすい) 千声(せんせい) 共(とも)に苦吟(くぎん)せん。
あれこれ推敲していたら、かなり時期外れの作品となってしまいました。
「敲」字は平仄両用の文字です。「鼓吹」ときの「吹」字は仄用(寘韻)になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿