2012年7月7日土曜日

三體詩評釋について

今日は古書店に行き、久し振りに良い買い物ができました。

購入したのは、

「三體詩評釋(上・中・下巻)」(野口寧齋著)



明治二十六年から二十七年に発刊されたものです。実際には上巻は明治二十六年、中巻は明治三十六年三版、下巻は明治三十一年の再版でした。

こうした古書の一部は「近代デジタルライブラリー」でも観る事ができます。しかし、やはり本物が手元にあるというのはいいものです。

漢詩を勉強して進めて行くためには、どうしても古書や古本に頼らざる得ない場合が多々あります。とくに「三体詩」の解説は、現在では古書、古本でしか読む事ができません。

新しいものでは、「朝日文庫」から出版されている「中国古典選」の中に四分冊含まれていますが、いずれも古本での入手となります。

三体詩(1)
三体詩(2)
三体詩(3)
三体詩(4)

現在、入手し易いものに「唐詩選」がありますが、それを補完するものとして、「三体詩」は、ぜひとも読んで頂きたい選集です。

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